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エステに行く服装 、 当日のコーディネート

「エステって、どんな服で行けばいいの?」初めてご来店いただくお客様から、いちばんよく聞かれる質問のひとつです。美容院ならカットに合わせて動きやすい格好をする、ジムならスポーツウェアを着る。でもエステは少しイメージがつかみにくい。フォーマルすぎる必要はないけれど、何を着ればいいかわからない、という方がほとんどです。

結論から言ってしまうと、エステに「特別なドレスコード」はありません。大切なのは「施術に入りやすいか」「終わった後に快適か」という2点だけ。20年以上施術をしていると、服装ひとつで施術の準備がスムーズになったり、逆にお客様が気を遣いすぎて施術前から疲れてしまったりするケースを何度も見てきました。このページでは、そういった現場の経験をもとに、エステ当日の服装選びをわかりやすくお伝えします。

エステの服装に「正解」はあるのか

「おしゃれして来たい」気持ちは理解できる

せっかくサロンに行くのだから、きれいな格好で行きたい。その気持ちはよくわかります。私自身も、他のサロンに施術を受けに行くときはそう思います。ただ、エステサロンにとってお客様の「服装のきれいさ」よりも、「施術に入りやすいかどうか」のほうがお客様自身にとってのメリットが大きい。

例えば、ボディの施術でスキニーパンツをはいてきたお客様がいました。施術後にお着替えいただくのですが、施術でオイルを使っていたため脚がしっとりしていて、タイトなパンツを脱ぎ着するのに時間がかかってしまいました。本人も「次からは楽な格好で来ます(笑)」とおっしゃっていました。こういうことは現場では珍しくありません。

サロン側が一番うれしい服装とは

施術者の立場からすると、お客様が「リラックスした状態でベッドに横になれる服装」がいちばんありがたい。ウエストゴムのパンツ、ゆったりしたトップス、前開きかぶりものかどちらでも脱ぎ着しやすい素材、こういった要素がそろっていると、着替えの時間が短くなり、施術の準備に集中できます。

サロンによっては施術着(ガウンや使い捨てのショーツなど)を用意しているところもあります。当サロンでも施術内容に合わせてご用意しています。ただ、着替え自体が「もったいない」と感じてしまう服でいらっしゃると、それだけでお客様の気持ちに余計な負担がかかります。普段着のなかで「汚れても気にならない」「脱ぎ着しやすい」一着を選ぶだけで十分です。

服装選びの基本ルール3つ

どんな施術メニューでも共通して言える、服装選びの基本をまとめます。

ルール1:脱ぎ着しやすい服を選ぶ

エステでは、施術内容によって上半身・下半身・全身のいずれかを露出します。そのため、脱ぎ着のしやすさが服選びのいちばんの判断基準です。具体的には次のような服が向いています。

トップス

  • ゆったりしたTシャツ・カットソー
  • 前開きのカーディガン・シャツ
  • ニット素材でも伸びのあるもの

ボトムス

  • ウエストゴムのパンツ
  • ゆとりのあるスラックス
  • マキシ丈のスカート(ただし施術によっては不向き)

インナー

  • ワイヤーなしのブラ・ブラトップ
  • シームレスのショーツ
  • 着圧ソックスは外しやすいものを

ルール2:汚れてもいい服でOK

ボディトリートメントではオイルを使います。施術後にしっかり拭き取りますが、ごくわずかに残ることがあります。脱毛では照射前後に冷却ジェルを使う場合もあります。大切なブランド品の服や、クリーニング必須の素材は避けたほうが安心です。

「汚れてもいい服」というと古着や部屋着のイメージかもしれませんが、そんなに気を使わなくても大丈夫です。「万が一汚れても洗濯機で洗えば問題ない」くらいの感覚で選べば十分。普段のコンビニ帰りや近所のスーパーに行くような格好で来ていただいて構いません。

ルール3:体を締め付けないものを選ぶ

施術後は血行が促進されており、体がリラックスした状態になっています。そこでウエストをきつく締めたパンツや、締め付けの強いストッキング、ワイヤーで胸を固定するブラジャーを着用すると、施術の効果が半減することがあります。

特にボディのリンパドレナージュや痩身系の施術を受けた後は、体がむくみが取れてスッキリした状態になっています。その状態を家に帰るまでできるだけキープするためにも、着替えた後の服も締め付けが少ないものが理想的です。施術後のお帰りを見越したコーディネートが、施術の効果をより長持ちさせることにつながります。

施術メニュー別・服装のポイント

エステのメニューによって、当日の服装で意識するポイントが変わります。ここでは当サロンで提供しているメニュー別に解説します。

フェイシャルの場合

フェイシャルは顔・首・デコルテ周りが主な施術部位です。ボディに比べると服装への制約は少ないですが、いくつか注意点があります。

フェイシャル当日の服装チェックポイント

  • タートルネックは首周りの施術がしにくいため避ける
  • Vネックやボートネックなど、首まわりがすっきりした服が◎
  • デコルテまで施術するメニューは、前開きかゆったりした衿のものを選ぶ
  • ヘアアクセサリーは外しやすいものを。ピンやヘアバンドは施術中に外していただく場合がある
  • メイクはサロンでクレンジングするため、施術前に落とす必要はない

フェイシャルで意外と見落とされがちなのが、ピアス・イヤリングです。耳周りをマッサージするメニューでは外していただくことがあります。当日はシンプルなフープや小粒のスタッドなど、素早く外せるものにしておくと施術がスムーズです。大ぶりのデザインは引っかかりやすいので、おすすめしません。

ボディトリートメントの場合

ボディトリートメントは、全身または部分的に直接肌へアプローチします。施術範囲が広いほど、脱ぎ着のしやすさが重要です。

当サロンでは施術着(フェイスタオル・大判バスタオル・ショーツなど)をご用意していますので、下着一枚になっていただく場合でもご安心ください。ただし「下着になること自体が不安」という方は、事前にどこまで露出するかをカウンセリングでお伝えしています。気になる方はご予約時や来店時にひと声かけてください。

ボディの施術では、特に脚まわりの施術が多いです。スパッツやレギンスより、ウエストゴムのゆったりしたパンツのほうが、着替えの際に楽です。帰り道も体がほぐれた状態なので、締め付けが少ない服装で帰宅されることをお勧めしています。

脱毛の場合

脱毛施術は、照射する部位によって着替えの範囲が変わります。顔脱毛ならフェイシャルと同様の配慮で十分ですが、VIO脱毛や全身脱毛の場合は、下着の形にも注意が必要です。

脱毛当日に気をつけたい服装・下着の選び方

  • VIOラインの脱毛:使い捨てショーツをサロンで用意している場合が多い。当サロンもご用意しています
  • Tバックや紐パンはテープで固定しにくい場合があるため、通常のショーツのほうがスムーズ
  • レーザー照射後は肌が少し熱を帯びる。化繊素材のぴったりしたパンツより、コットン素材のゆったりしたものが肌に優しい
  • 脚の脱毛後は着圧レギンスを避ける。照射部位が摩擦で赤くなることがある

脱毛当日は、施術箇所のムダ毛処理(シェービング)を事前にしてきていただく必要があります。これはあくまで施術の準備ですが、自己処理の際に肌が傷ついていると照射できないことがあります。カミソリよりも電気シェーバーを推奨しています。当日の服装とセットで頭に入れておくと、スムーズに施術に入れます。

当日に避けたいアイテム一覧

「これは気をつけて」と思うアイテムを、現場経験から率直にお伝えします。

ワイヤー入りブラジャー

ボディの施術では上半身を露出することが多く、ワイヤーブラは外していただく必要があります。外した後の跡が残ることもあり、施術の邪魔になることも。ブラトップや柔らかい素材のノンワイヤーブラで来ていただけると、施術がよりスムーズです。

着圧ソックス・着圧レギンス

施術後の体はむくみが取れてリラックスした状態です。そこに着圧のきつい靴下やレギンスをはくと、せっかくのリンパの流れを再び滞らせてしまいます。帰り道もコットン素材のゆったりしたものがおすすめです。

ウエストの締め付けが強いデニム・スキニーパンツ

着替えのときに苦労するだけでなく、施術後のむくみが取れた状態でも窮屈に感じることがあります。オイルトリートメントの後は肌がしっとりしているため、タイトな素材はさらに脱ぎにくくなります。

大ぶりのアクセサリー

ネックレス・ブレスレット・大ぶりのイヤリングは、施術中に外していただく場合があります。外したものをなくさないよう、施術当日はシンプルなアクセサリーで来ると安心です。また、金属製の大きなバックルがついたベルトも、ボディ施術では邪魔になることがあります。

香水・強い香りの柔軟剤

これは服装というよりニオイの話ですが、施術空間は密室に近いため、強い香りはスタッフにとっても他のお客様にとっても影響があります。施術者が使うアロマオイルやクリームと混ざり合って、予期しない香りになることも。当日は控えめな香りにしていただけると助かります。

熊本の気候に合わせた季節別コーデ

熊本県氷川町は、夏は蒸し暑く冬は冷え込む、典型的な熊本の気候です。エステサロンへの道中の気候に合わせた服装も、快適な一日につながります。

春・秋のおすすめコーデ

春と秋は気温の変動が大きい時期です。朝は肌寒くても昼間は暖かくなることが多いので、重ね着がしやすいコーディネートが向いています。

  • 薄手のカーディガン+ゆったりTシャツ+ウエストゴムパンツ
  • 前開きのシャツワンピース(インナーにブラトップ)
  • リネン素材のワイドパンツ+ゆったりカットソー

カーディガンは前開きなので、フェイシャルの施術でデコルテを露出するときもサッと外せます。施術前後の体温調整にも便利です。

夏のおすすめコーデ

熊本の夏は本当に蒸し暑い。特に7月から9月にかけては、サロンへの移動だけで汗をかいてしまうお客様もいらっしゃいます。施術前に汗をかいていると、施術の前にシャワーをご案内することもあります。

  • コットン素材のゆったりTシャツ+ショートパンツまたはガウチョパンツ
  • リネンのシャツ+ルーズなパンツ
  • 汗を吸いやすい素材が◎。化繊100%のものより、コットン混のほうが施術中も快適

夏は日焼け止めを塗ってきていただく方が多いですが、フェイシャルの場合はサロンでクレンジングします。ボディの施術では、施術部位に日焼け止めが残っていると馴染みが悪くなることがあるので、できれば塗らずに来ていただくか、施術前に一度お伝えください。

冬のおすすめコーデ

冬は防寒対策と脱ぎ着のしやすさを両立させることがポイントです。コートやジャケットはロッカーや荷物置きに置いていただけるので、アウターは気にしなくて大丈夫。問題はインナーレイヤーです。

  • ヒートテックなどの機能性インナー:薄手であれば問題なし。ただし高機能インナーを施術後にすぐ着ると、汗をかいた状態で密閉されるため蒸れやすい
  • 厚手のセーターよりも、ゆったりしたニットカーディガンが脱ぎ着しやすい
  • タイツは施術によっては外す必要がある。ストッキングより、脱ぎ着しやすいタイツかレギンスを

冬に特に気をつけたいのが「静電気」です。化繊素材のタイツやスカートは、脱ぐときに静電気が起きやすく、お客様も施術者も不快な思いをすることがあります。コットンやウール混の素材を選ぶと、静電気の心配が少なくなります。

季節を問わず気をつけたい足元

服装の話になると上半身や脚のことばかり気にされる方が多いのですが、当サロンで意外と見落とされがちだと感じるのが足元です。ボディの施術ではベッドにうつ伏せや仰向けになっていただくため、ブーツのように脱ぎ履きに時間のかかる靴は、それだけで気持ちがせわしなくなってしまいます。スリッポンやローファー、紐をほどかずに履けるスニーカーなど、サッと脱げるものを選んでいただくと、来店から施術までの流れがぐっと楽になります。

靴下にも少しだけ気を配っていただけると助かります。フットケアやボディの施術では靴下を脱いでいただく場面があり、締めつけの強いハイソックスは脱いだあとに跡が残りやすく、むくみのチェックの妨げになることもあります。氷川町は冬の冷え込みが厳しいので、防寒は大切にしていただきつつ、ゆったりめの靴下を一枚持っておくと、季節を問わず安心して過ごしていただけます。

メンズエステの場合の服装

当サロンではメンズエステにも対応しています。男性のお客様の場合、服装の考え方は女性と基本的に同じです。ただ、男性ならではの注意点もいくつかあります。

男性がエステに行くときの服装の考え方

男性のお客様で多いのが、フェイシャル・背中のボディ・脱毛(ひげ・VIO・全身)です。メニューによって露出する範囲が異なりますが、基本ルールは共通です。

メンズエステ当日の服装ポイント

  • ジーンズよりジョガーパンツやスウェットパンツのほうが着替えが楽
  • タイトなシャツよりゆったりしたTシャツが脱ぎやすい
  • 靴下は脱ぎやすいもの。足裏施術があるメニューでは外していただく
  • ひげ脱毛の場合、当日の朝に電気シェーバーで処理してから来ると◎
  • 背中のボディ施術では上半身を脱いでいただく。施術着を用意しています

「男性がエステに行くのは恥ずかしい」と感じて、サッと来てサッと帰れるような格好で来られる方もいます。そのためか、男性のお客様はシンプルなTシャツとジョガーパンツという方が多く、結果的に施術に入りやすい服装で来てくださっていることが多いです。過度に気を使う必要はありません。ありのままの格好で来ていただければ、サロン側でしっかり対応します。

スーツ姿での来店はどうする?

仕事帰りにそのままサロンへ寄る男性のお客様もいらっしゃいます。スーツで来店されても問題ありません。サロンに更衣室はありませんが、施術着への着替えをご案内しますので、スーツを汚す心配はしなくて大丈夫です。

ただ、施術後にスーツを着用すると、体がほぐれた状態にしっかりした締め付けが加わります。リラックス効果を最大限に活かしたいなら、できれば施術後は着替えを持参して、楽な格好で帰宅していただくのが理想的です。とはいえ、仕事の都合がある方はそのままスーツで帰っていただいても構いません。施術後の体の状態に合わせたアドバイスは、施術後にお伝えしています。

Q. エステに行くとき、メイクは落としてから行くべきですか?

フェイシャルの施術を受ける場合は、サロンでクレンジングを行います。メイクしたまま来ていただいて構いません。むしろ、外でメイクを落としてから来ると肌が無防備な状態になるため、サロンでのクレンジングのほうが安全です。ただし、ボディのみの施術であれば、メイクは関係ありません。

Q. 施術後にそのまま買い物に行く予定があります。何を着ていくのがいいですか?

施術後の体は血行が良くなり、むくみも取れてスッキリした状態です。その状態をできるだけ長くキープするために、締め付けの少ない服で来るのが理想です。ウエストゴムのパンツ、ゆったりしたトップス、コットン素材の靴下など、楽な格好であれば普通に外出できます。着圧ソックスやスキニーパンツは帰宅してからにしましょう。

Q. 下着はどんなものを着けていけばいいですか?

ボディ・脱毛の施術では、下着の種類が関係することがあります。基本的にはシームレスのショーツや普通のコットンショーツが扱いやすいです。VIO脱毛の場合は使い捨てショーツをご用意しています。ブラジャーはノンワイヤーのブラトップが一番楽ですが、必須ではありません。フェイシャルのみであれば、下着は普段通りで構いません。

Q. 初めてのエステで緊張しています。どんな格好で行けば失礼になりませんか?

エステサロンにドレスコードはありません。普段着で問題なく、むしろゆったりした楽な服装のほうが歓迎されます。「失礼にならないか」より「脱ぎ着しやすいか」を優先して選んでください。ジーンズとTシャツでも、スウェットパンツでも、スマートカジュアルでも、どんな格好でも丁寧にお迎えします。初めての方は来店前にご不明な点をLINEやお電話でお気軽にご相談ください。

Q. 施術着はサロンで用意してもらえますか?

当サロンでは施術内容に合わせてフェイスタオル・大判バスタオル・使い捨てショーツなどをご用意しています。施術中はそちらをお使いいただけますので、特別に何かを用意していただく必要はありません。詳細は予約時またはカウンセリング時にご確認ください。

監修

32℃サロンパストラル 代表 南崎 明美

施術歴20年以上。熊本県氷川町でフェイシャル・ボディ・脱毛を提供。肌の状態を丁寧に見極め、個々に合った手技とホームケア指導を組み合わせた施術が特徴。