Newsお知らせ

氷川町で毛穴が気になるとき|旅行や帰省の前に知っておきたい仕組みと進め方

氷川町のサロンでご相談を受けるなかで、夏の終わりにかけて増えるのが毛穴についてのお話です。「写真を見たら鼻のまわりだけ影になっていた」「夕方になると開いて見える」「去年より目立つ気がする」。旅行や帰省の予定が近い方ほど、鏡を見る回数が増えて気になり始めます。ただ、毛穴が目立って見える理由は1つではありません。皮脂の量が多い場合もあれば、乾いてきて影が出ている場合、たるみで縦に伸びて見えている場合もあります。理由が違えば、やるべきことも変わります。施術歴20年のあいだに見てきたのは、理由を取り違えたまま強い手入れを重ねて、かえって状態が乱れてしまう例でした。この記事では、毛穴がどうして目立って見えるのかという仕組みから始めて、旅行や帰省までの限られた日数で何をすればよいのかを、順を追って整理します。

毛穴が目立って見える理由は、1つではありません

皮脂が出ている状態で目立つ場合

小鼻のまわりや額に多いのが、皮脂が出ていることで目立つ状態です。触れるとしっとりというよりべたつく感じがあり、時間がたつと化粧が崩れやすくなります。夏場に多く、汗と混ざってさらに広がって見えることもあります。

この状態のときに、洗いすぎてしまう方が非常に多くいらっしゃいます。皮脂を落とせば落とすほど良いと考えて、1日に何度も洗う。ところが、必要なものまで落としてしまうと、かえって出やすくなる方もいます。回数を増やすより、落とし方を整えるほうが結果につながります。

乾いてきて、影として目立つ場合

頬の内側や口のまわりに出やすいのが、乾いたことで縁に影ができて目立つ状態です。触ると表面がざらつき、化粧のりも悪くなります。皮脂が原因だと思って洗浄力の強いものを使ってしまうと、この状態は進みます。

ご来店のときに触れてみると、ご本人が「脂性肌だと思っていた」とおっしゃる方の多くが、実は乾いていることがあります。見た目と実際の状態が一致しないのは、よくあることです。

縦に伸びて見える場合

頬の毛穴が丸ではなく縦長に見えるときは、たるみによって引っ張られていることがあります。年齢とともに出やすくなる状態で、朝より夕方のほうが目立つのが特徴です。この場合、洗い方や化粧品を変えても見え方はあまり変わりません。

顔全体の状態を見ながら、支える力の側から考えていく必要があります。毛穴そのものだけを見ていると、遠回りになります。

そもそも、なぜ影として見えるのか

毛穴そのものは誰にでもあるもので、なくすことはできません。目立つか目立たないかを分けているのは、そこに影ができているかどうかです。入口のまわりが盛り上がっていたり、縁が硬くなっていたりすると、光が当たったときに影が濃くなります。この影が「開いている」という見え方を作っています。

ですから、考える順番は「毛穴を閉じる」ではなく「影ができにくい状態にする」になります。表面のでこぼこをならし、水分を含ませて光が反射しやすい状態に近づける。サロンで行っていることも、ご自宅でお願いしていることも、突き詰めればこの一点です。

皮脂は、悪者ではありません

毛穴が気になる方ほど、皮脂を敵のように扱ってしまいがちです。ただ、皮脂は表面を守るために出ているもので、必要な量までなくしてしまうと、乾いて別の問題が出てきます。多すぎる場合に整えるという考え方であって、ゼロにすることが目的ではありません。

ご相談のなかで「あぶらとり紙を1日に何度も使っています」という方がいらっしゃいます。使うこと自体は問題ありませんが、回数が多いと必要な分まで取ってしまいます。気になったときだけ、押さえる程度にとどめてください。

今の状態を見分ける5つの確認

  • 朝と夕方で、見え方が変わりますか
  • 触ったとき、べたつきますか、それともざらつきますか
  • 目立つのは小鼻のまわりですか、それとも頬ですか
  • 毛穴の形は、丸に近いですか、縦に伸びていますか
  • この1か月で、洗う回数や使うものを変えましたか

この5つに答えていただくと、3つのうちどれに近いかがだいたい見えてきます。朝は気にならないのに夕方だけ目立つ場合は皮脂か乾き、1日を通して縦に見える場合はたるみの側から考えます。答えが混ざっていても構いません。混ざっていること自体が、今の状態を表しています。

まず、自分がどれに近いかを確かめる

3つのうちどれに近いかは、ご自身でもある程度分かります。朝と夕方で見え方が変わるか、触ったときにべたつくかざらつくか、目立つのは鼻まわりか頬か。この3点を見るだけで、方向が絞れます。

ご相談のときにはこの確認から入ります。分からない場合は、そのままお越しいただければ、実際に触れて確かめます。自己判断で強い手入れを始める前に、一度見せていただくほうが安全です。

残暑の時期に、毛穴が気になりやすくなる理由

汗と皮脂が同時に出ている

熊本の8月は、朝から気温が上がり、日が落ちても下がりきりません。汗と皮脂が同時に出ている時間が長く、その状態が続くと表面が不安定になります。夕方に鏡を見て「開いている」と感じるのは、この時期に特に多いご相談です。

汗をかくこと自体は悪いことではありません。かいたあとに放置することと、強く拭き取ることのほうが負担になります。押さえて水分を移す拭き方に変えるだけでも違いが出ます。

日ざしを浴びた後は、表面が硬くなりやすい

屋外で長く過ごした日は、帰宅時に肌の表面が硬く感じられることがあります。この状態のまま角質を取るような手入れをすると、負担が大きくなります。日に当たった日は、まず落ち着かせることを優先してください。

お盆の帰省や屋外の行事が続く時期は、この判断が特に大事になります。予定どおりに手入れを進めるより、その日の状態に合わせるほうが安全です。

冷房で、部分的に乾いていることがある

外は暑く、室内は冷房が効いている。この行き来が続くと、顔の中でも場所によって状態がばらつきます。小鼻はべたつくのに頬は乾いている、という方がこの時期に増えるのはそのためです。

顔全体に同じことをするのではなく、場所によって変えるという考え方が必要になります。ご自宅では、乾いている場所にだけ重ねる程度で構いません。

お盆の行事は、屋外にいる時間が長くなります

この地域のお盆は、お墓参りやご親族の集まりで屋外にいる時間が長くなります。朝の涼しいうちに動くつもりが、片づけや立ち話で昼近くまでかかることも珍しくありません。日傘をさしにくい場面も多く、思っていたより浴びていたという方がほとんどです。

行事が続く週は、その日のうちに落として休ませることを優先してください。帰省のお客様をお迎えする側の方は、ご自身の手入れが後回しになりがちです。夜に5分だけご自分のための時間を残しておくと、週の終わりの状態が変わります。

この時期にやりすぎると、秋に響きます

気になるからといって、吸着させるものや拭き取るものを続けて使うと、9月以降に乾きが強く出ることがあります。夏のあいだの手入れが、秋の状態を決めるという言い方を私はよくします。

今の見え方だけで判断せず、1か月先を考えて手を打つ。この視点があると、選ぶ内容が変わってきます。

サロンのフェイシャルでは、何をしているのか

まず、落とすところを整えます

施術の入り口は、表面に残っているものを落とすところからです。化粧、日焼け止め、皮脂、汗。これらが残ったままでは、その後に何をしても届きません。ご自宅の洗顔で落としきれていない方は多く、ここを整えるだけで手触りが変わります。

強くこすって落とすのではなく、なじませて浮かせてから流します。時間はかかりますが、この工程を丁寧にするかどうかで仕上がりが変わります。

状態に合わせて、やわらかくしていきます

硬くなっている表面をそのままにしていると、何を重ねてもなじみません。温度と手の動きで少しずつゆるめていきます。ここで無理に力を加えないことが、20年やってきて大事だと感じている部分です。

お客様によっては、この工程だけで表情がゆるむ方もいらっしゃいます。肌の状態と気持ちの状態は、思っている以上につながっています。

水分を入れて、逃げにくい状態にします

やわらかくなった状態で水分を入れ、その後に逃げにくいよう表面を整えます。順番が逆になると、入れたものが乗っているだけになってしまいます。ご自宅での手入れも同じ順番です。

この順番を知っていただくだけで、ご自宅での手入れの精度が上がります。施術のときには、ご自身でできる形に置き換えてお伝えしています。

強く押し出すことは、いたしません

詰まっているものを押し出してほしいというご希望をいただくことがあります。その場では取れたように見えますが、まわりに負担がかかり、数日後に赤みとして出てくることがあります。取ることよりも、たまりにくい状態に近づけるほうが、結果として長く安定します。

ご自宅で指で押し出すのも、同じ理由でおすすめしていません。気になって触ってしまう気持ちはよく分かりますが、触るほど縁が硬くなり、影が濃くなっていきます。触らずに済む状態にすることを、一緒に目指していきましょう。

最後に、続け方をお伝えします

施術で整えた状態は、そのままにしていれば少しずつ戻ります。だからこそ、次にお会いするまでの過ごし方をお伝えするところまでが1回の施術だと考えています。お伝えするのは多くても2つまでです。

たくさんお伝えしても続かないことは、経験からよく分かっています。今の生活のなかで無理なくできることを選んでお渡しします。

旅行や帰省の前、何日前から動けばよいか

前日ではなく、数日前までに終えておく

出発の前日に施術を受けたいというご希望をいただくことがありますが、おすすめしていません。肌の反応には個人差があり、直前に手を入れると当日の状態が読みにくくなります。数日前までに終えておき、直前は普段どおりに過ごすほうが安心です。

写真を撮る予定がある日も同じ考え方です。当日に向けて整えるのではなく、当日までに落ち着かせるという順番でお考えください。

出発日を書き出す

旅行や帰省の日、写真を撮る日を紙に書きます。頭の中だけで数えると、必ずずれます。

残りの日数を数える

今日から何日あるかを数えます。2週間あるのか5日なのかで、できることが変わります。

最後の施術日を決める

出発の3日前までを目安に、最後の日を決めます。そこから逆算して予約を取ります。

直前は普段どおりに過ごす

残りの数日は新しいことを入れず、睡眠と水分を整えることに集中します。

2週間あるなら、2回に分けて考える

出発まで2週間ある場合は、間隔をあけて2回という組み立てが取りやすくなります。1回目で落とすところと表面を整え、2回目で状態を安定させる。詰めて2回受けるより、間をあけたほうが読みやすくなります。

1週間しかない場合は1回で、その分ご自宅での過ごし方を細かくお伝えします。日数に合わせて内容は変わりますので、まず出発日を教えてください。

日数が足りないときは、正直にお伝えします

残り3日というご相談をいただくこともあります。その場合、できることは限られます。当日を楽にする方法はありますが、大きく変えることは難しいと最初にお伝えします。

難しいことを「できます」と申し上げるのは、お客様に対して誠実ではないと考えています。できる範囲を正確にお伝えしたうえで、判断していただきます。

帰ってきてからのことも、決めておく

旅行や帰省のあとは、生活のリズムが乱れて肌の状態が動きやすくなります。出発前だけでなく、帰ってきた後の予定も一緒に決めておくと、崩れたまま放置せずにすみます。

戻ってから1週間以内に一度整えておくと、その後の落ち着き方が違ってきます。予約を取るときに、往復で考えていただくのがおすすめです。

旅先や帰省先で、状態を崩さない過ごし方

荷物は増やさず、いつものものを持っていく

旅行用に小さいものを買いそろえる方がいらっしゃいますが、使い慣れていないものを旅先で初めて使うのはおすすめしません。いつも使っているものを小分けにして持っていくほうが安全です。

環境が変わるだけでも肌は反応します。そこに使うものの変化まで重なると、原因が分からなくなります。変えないことが、いちばんの対策になります。

移動中の乾きを、軽く見ない

車や電車での長い移動、飛行機の中は、想像以上に乾きます。到着してから急に化粧のりが悪くなったと感じるのは、この乾きが理由であることが多いのです。移動中にこまめに水分をとるだけでも違います。

顔に何かをつけ足すより、体の内側から水分を入れるほうが、移動中は現実的です。飲み物を手元に置いておいてください。

屋外の予定が続く日は、落とす時間を確保する

帰省先での行事や屋外の予定が続くと、夜に落とすことが後回しになりがちです。疲れてそのまま寝てしまう日が2日続くと、戻すのに時間がかかります。短時間でも、落とすところだけは省かないでください。

時間がない日は、落として化粧水をつける。この2つだけで構いません。すべてをやろうとして何もしないより、はるかに良い状態を保てます。

戻ってきた日は、休ませることを優先する

帰宅した日に、遅れを取り戻そうとして手入れを増やす方がいらっしゃいます。疲れがたまっている状態で刺激を加えると、かえって反応が出ることがあります。まず休ませて、翌日から通常に戻すほうが安全です。

この判断ができるかどうかで、その後の1週間が変わります。焦らないことも手入れの一部だとお考えください。

次の一手、パストラルでのケアと相談の仕方

出発日と、気になる場所を教えてください

ご相談のときは、旅行や帰省の日付を先にお知らせください。そして、気になる場所が鼻まわりなのか頬なのかを教えていただければ、残りの日数でできることを組み立てます。日付があると、話が早く進みます。

まだ予定が決まっていない段階でのご相談も歓迎です。先に見通しを立てておくほうが、選べる幅が広がります。

今やっている手入れを、そのまま教えてください

ご自宅で何をされているかを聞かせていただくと、やりすぎている部分や足りない部分が見えてきます。良し悪しを申し上げるためではなく、方向を合わせるためです。

写真で見せていただいても構いません。今あるものをどう使うかで変えられる部分から、ご提案します。

続けられる回数を、正直に教えてください

旅行の前だけ整えたいという方もいれば、これを機に続けたいという方もいらっしゃいます。どちらでも構いません。ただ、続けたいとお考えであれば、月に何回来られるかを正直に教えていただくほうが、現実的な組み立てができます。

月に1回でも、間をご自宅の手入れでつなげば積み上がります。無理な頻度で計画を立てて途中で止まるより、続く形を最初に決めるほうが確実です。ご事情に合わせて内容を変えていきます。

氷川町の近隣からお通いの方へ

氷川町のほか、八代市や宇城市、宇土市からお越しの方が中心です。この時期は屋外の予定が多く、状態が動きやすい方が増えます。無理のない間隔でご来店いただき、間はご自宅の手入れでつなぐ形をご案内しています。

涼しくなってから本格的に整える進め方もあります。今の予定と生活に合わせた形を、一緒に決めていきましょう。

初めての方には、まず今の状態を見せていただくところから始めています。その日にできることと、次までにお願いしたいことを2つだけお伝えして終わることもあります。何か買っていただく必要も、その場で次の予約を決めていただく必要もありません。気になった段階でお声かけいただければ十分です。

Q. 毛穴は1回の施術でなくなりますか。

1回でなくなるものではありません。表面が整うことで見え方が変わったと感じていただけることはありますが、状態そのものは数を重ねて安定していきます。1回で大きく変えると申し上げることはいたしません。残りの日数でできることを正確にお伝えしたうえで、進め方を決めます。

Q. 洗顔の回数を増やしたほうがよいですか。

回数を増やすことはおすすめしていません。必要なものまで落としてしまうと、かえって出やすくなる方がいらっしゃいます。回数ではなく、落とし方と落としたあとの段取りを整えるほうが結果につながります。今の洗い方をお聞かせいただければ、具体的にお伝えします。

Q. 出発の前日でも受けられますか。

受けていただくことは可能ですが、数日前までに終えておく組み立てをおすすめしています。肌の反応には個人差があり、直前に手を入れると当日の状態が読みにくくなるためです。日程をお知らせいただければ、そこから逆算して最後の日をご提案します。

Q. 日に焼けたあとでも施術を受けられますか。

赤みやほてりが残っているあいだは、通常の内容をそのまま進めません。まず落ち着かせることを優先し、内容を組み替えてご案内します。ご予約の前に日焼けをされた場合は、その旨をお伝えください。1回ずらすほうが、結果として近道になることもあります。

Q. 自分の毛穴がどの状態か分かりません。

分からないままお越しいただいて構いません。実際に触れて確かめれば、その場でお伝えできます。自己判断で強い手入れを始めてしまうと、状態が乱れることがありますので、迷った段階で一度見せていただくほうが安全です。

Q. 旅行から帰ってきた後にも来たほうがよいですか。

戻ってから1週間以内に一度整えておくと、その後の落ち着き方が違ってきます。旅先では生活のリズムが乱れ、状態が動きやすくなるためです。出発前とあわせて、往復で予定を立てていただくことをおすすめしています。

監修

32℃サロンパストラル 代表 南崎 明美

施術歴20年以上。熊本県氷川町でフェイシャル・ボディ・脱毛を提供。肌の状態を丁寧に見極め、個々に合った手技とホームケア指導を組み合わせた施術が特徴。