この記事の内容
「最近、肌がなんだか別人みたいで…」と手を見つめながら話してくださるお客様が、ここ数年でぐっと増えました。先日も50代前半の方が「20代の頃はオイリー肌で困っていたのに、今はパサパサで粉を吹いてしまう」とおっしゃって。その言葉、とてもよくわかります。更年期の肌の変化は、量でも速さでも、それまでの肌トラブルとは次元が違います。ただ、変化の原因を知れば、向き合い方も変わります。20年以上、熊本県氷川町でお客様の肌に触れ続けてきた立場から、できるだけ具体的にお伝えしていきます。
更年期に肌はどう変わるのか
更年期とは、閉経をはさんだ前後10年ほどの時期を指します。日本人女性の閉経年齢は平均50〜51歳前後とされていますので、おおむね45歳から55歳ごろがそのピークです。この時期、肌には複数の変化が同時に起こります。それぞれ独立した問題ではなく、すべてひとつの根本原因——ホルモン分泌の大幅な低下——からつながっています。
乾燥・かさつきが急増する
更年期前まで普通肌や混合肌だった方が、突然「どれだけ保湿しても乾く」という状態になることがあります。肌の角質層の水分を保つ力(バリア機能)が落ちるためです。セラミドや天然保湿因子(NMF)の産生がエストロゲン(女性ホルモン)の低下とともに減るため、外側からいくらクリームを塗っても追いつかない、という感覚になります。
施術台でお客様の肌に触れると、乾燥の度合いはすぐわかります。弾力の中に潤いがある肌は、少し押すとゆっくり戻ってくる。でも水分が足りていない肌は、触った瞬間に表面がすっと沈んだまましばらく戻らない。この感触の違いは言葉で説明するよりも、触った経験が物語っています。
たるみ・輪郭のぼやけが気になり始める
コラーゲンとエラスチン、この二つが肌のハリと弾力を担っています。エストロゲンはこれらの生成を後押しする働きがあるため、ホルモンが減るとコラーゲン量も急速に減少します。閉経後の数年間は特に減少のスピードが速いと言われており、頬のリフトが落ちる、フェイスラインが崩れる、目の下のたるみが目立つ、といった変化として現れます。
「鏡を見るのが怖くなった」というお客様の声は、正直なところ毎月のように聞きます。けれども怖いからこそ、早めに対処することが大切です。
シミ・くすみ・色ムラが濃くなる
更年期はメラニン生成を抑制するエストロゲンが減ることに加え、長年紫外線を浴び続けてきたダメージが一気に表面に出てくる時期でもあります。「以前からあったシミが急に濃くなった」「顔全体がくすんで見える」というお悩みはまさにこれが原因です。肌のターンオーバー(新陳代謝)も遅くなるため、メラニンが排出されにくく、蓄積しやすい状態になっています。
ホルモン低下が肌に与えるメカニズム
「ホルモンが減るから」という説明は聞いたことがある方も多いと思いますが、実際に何が起きているのかを少し丁寧に見ていきましょう。仕組みを知ると、ケアの選択肢が広がります。
エストロゲンと肌の深い関係
エストロゲン(卵胞ホルモン)は、単に生殖機能に関わるホルモンではありません。肌に対しては次のような役割を持っています。
エストロゲンが肌に果たす主な役割
- コラーゲン・エラスチンの生成を促進する
- 皮膚の水分保持に関わるヒアルロン酸の産生を助ける
- 皮脂分泌のバランスを整える
- メラニン生成を抑制する
- 肌のターンオーバーのリズムを維持する
更年期にエストロゲンが急減すると、上記のすべてが一度に崩れます。「なんか最近、肌のことが前より大変になった気がする」という感覚は、気のせいでも加齢を受け入れられていないわけでもなく、実際に複数の機能が同時に低下しているから起きることです。
皮脂分泌の変化と混乱
おもしろいことに(というと語弊がありますが)、更年期の肌は乾燥しているのにニキビや吹き出物が出る、という矛盾した状態になることがあります。これはエストロゲン優位だったホルモンバランスが崩れ、相対的に男性ホルモン(アンドロゲン)の影響が強くなるためです。毛穴が詰まりやすくなる、コメドができやすくなる、大人ニキビが出る、といった症状はこの変化から来ています。
「更年期なのにニキビが出るなんて」と驚くお客様もいらっしゃいますが、これも更年期肌あるある。皮脂の過剰分泌と角質の肥厚が重なるためです。
ターンオーバーの乱れと「くすみ」の正体
健康な肌では、表皮の細胞が生まれ変わるサイクル(ターンオーバー)がおおむね28日前後です。ところが更年期以降はこれが40日、50日と延びていきます。古い角質が長く表面に留まることで、肌が厚ぼったく、くすんで見えるようになります。
くすみは「血色が悪い」だけでなく、「古い角質が光を均一に反射できなくなっている」サインでもあります。角質ケアが重要になってくるのはこのためです。
毎日のスキンケアで意識したいこと
更年期の肌に必要なスキンケアは、若い頃の「予防」とも違えば、単純な「保湿を増やせばいい」というものでもありません。変化した肌の状態に合わせた、丁寧な再設計が必要です。
洗顔は「引き算の発想」で
更年期の肌で最初に見直してほしいのが洗顔です。多くの方が「しっかり洗わなければ」という感覚で強い洗浄力の洗顔料を使い続けていますが、乾燥が進んだ肌にはこれが大きなダメージになります。
- 朝の洗顔はぬるま湯だけ、または超低刺激の洗顔料で十分な場合が多い
- 泡立てをしっかり行い、こすらずに泡で包み込むように洗う
- すすぎは32〜35℃程度のぬるま湯で。熱いお湯は皮脂を奪いすぎる
- タオルは押さえるだけ。絶対にこすらない
「洗顔をやさしくしたら肌の調子が上がった」という方は本当に多いです。引き算の発想、ぜひ意識してみてください。
保湿の「順番」と「量」を見直す
更年期の乾燥肌には、「水分を入れてから蓋をする」という保湿の基本を改めて大切にしてほしいと思います。
化粧水でしっかり水分補給
手のひらで包み込むように押し込む。コットンよりも手のひらの体温で肌に馴染ませる方が、乾燥した肌には効果的なことが多いです。一度に大量に塗るより、少量を複数回に分けてなじませる重ねづけを。
美容液で有効成分を届ける
更年期肌にはナイアシンアミド(美白・ハリ)、レチノール(コラーゲン生成促進)、セラミド(バリア機能補修)などが有効とされています。ただしレチノールは刺激が強いため、低濃度から試すこと。
乳液・クリームで水分を閉じ込める
この蓋がないと、せっかく入れた水分が蒸発してしまいます。特に熊本の冬は北風が強く乾燥するので、クリームは必須です。テクスチャーが重くて苦手な方は、保湿効果の高い乳液で代替しても。
日焼け止めで毎日のダメージ蓄積を防ぐ
シミ・くすみの対策で最も効果が高いのは、実は「紫外線を毎日防ぐこと」です。曇りの日も、室内にいる日も、SPF30以上の日焼け止めを習慣に。
週1〜2回の角質ケアを取り入れる
ターンオーバーが遅くなっている更年期肌には、古い角質を穏やかに取り除くケアが有効です。ただし、スクラブのような物理的な刺激は逆効果になりやすい。おすすめはAHA(グリコール酸・乳酸)などのケミカルピーリング成分が配合されたローションや、酵素洗顔です。
「ピーリングって刺激が強そう」というイメージを持つ方も多いですが、市販品の低濃度AHA配合製品であれば、週1〜2回の使用なら多くの方に問題ありません。ただし敏感肌の方、肌荒れ中の方は一旦お休みを。
肌を内側から支える生活習慣
スキンケアだけが肌ケアではありません。更年期の肌を根本から支えるためには、生活習慣の見直しが不可欠です。施術をしていると、生活習慣と肌の状態の連動が驚くほど如実に現れることがあります。
食事で補いたい栄養素
更年期の肌には、特に意識して摂りたい栄養素があります。
大豆イソフラボン
エストロゲンに似た働きをするため、更年期の肌乾燥や弾力低下に対してアプローチが期待できます。豆腐・納豆・みそ汁など、毎食取り入れやすい食材で摂れます。
ビタミンC
コラーゲン合成に必要な栄養素。シミの原因となるメラニンの生成を抑える働きもあります。パプリカ・ブロッコリー・キウイなどに豊富。熱に弱いため生食や短時間加熱がおすすめ。
ビタミンE
抗酸化作用があり、肌の老化を促す活性酸素のダメージを抑えます。アーモンド・ひまわり油・アボカドなどに多く含まれます。
たんぱく質
コラーゲンもエラスチンも、アミノ酸(たんぱく質)から作られます。更年期以降は吸収率も下がるため、意識して多めに摂ることが必要です。肉・魚・卵・大豆製品などから。
オメガ3脂肪酸
肌のバリア機能を構成する細胞膜の材料になります。青魚(サバ・イワシ・サンマ)や亜麻仁油・えごま油などに豊富。熊本は新鮮な魚が手に入りやすい環境なので積極的に活用したいですね。
亜鉛
ターンオーバーに関わる酵素の材料。牡蠣・牛赤身肉・カシューナッツなどに含まれます。不足すると肌荒れ・ニキビにもつながります。
睡眠と肌の再生サイクル
成長ホルモンが最も多く分泌されるのは、入眠後最初の深い眠り(ノンレム睡眠)の時間帯です。この成長ホルモンが、肌の修復・再生に直接関わっています。更年期はホットフラッシュ(ほてり・発汗)や不眠を訴える方が多く、睡眠の質が下がりやすい時期でもあります。
眠れない夜が続くと、目に見えて肌がくすみます。これは体感的に実感している方も多いのではないでしょうか。寝室の温度管理(特に夏の熊本は蒸し暑く、クーラーの設定温度が高すぎてほてりが収まらないという方もいます)、就寝1時間前のスマートフォン操作を控える、ぬるめの入浴で体温を整える、といった対策が肌のためにもなります。
ストレスと肌の関係を侮らない
精神的なストレスは、コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を高め、肌のバリア機能を低下させます。更年期はホルモンバランスの乱れからイライラしやすくなったり、気分の落ち込みを感じやすくなったりする方も多く、その精神的負荷がさらに肌を悪化させる悪循環になることがあります。
サロンでの施術時間は、お客様にとってただ肌をきれいにするだけでなく、「自分だけのための時間」として心のリセットにもなっていると感じます。施術中に「なんか久しぶりにゆっくりできた」とおっしゃる方が多いのは、それが理由です。
プロのケアで加速する肌の回復力
ホームケアには限界があります。これは脅しではなく、事実としてお伝えしたいことです。自宅でできることとプロのケアにはそれぞれ役割があり、両方を組み合わせることで相乗効果が生まれます。
フェイシャルトリートメントが更年期肌にできること
プロの手技によるフェイシャルトリートメントでは、次のようなアプローチができます。
- クレンジングと毛穴ケア:日常のクレンジングでは取り切れない酸化した皮脂や古い角質を丁寧に除去します。毛穴のつまりが解消されると、その後の保湿成分の浸透が格段に変わります。
- リンパドレナージュ:顔のむくみを取り、血液・リンパの流れを整えることでくすみが取れ、顔色が明るくなります。更年期はホルモンバランスの影響でむくみやすくなる方も多いです。
- 筋肉・筋膜へのアプローチ:たるみの原因のひとつは表情筋や筋膜の硬直にあります。手技でしっかりほぐすことで、骨格の上に肌が乗り直すような変化が生まれます。
- 美容成分の浸透促進:イオン導入や超音波などの機器を使うことで、ヒアルロン酸・ビタミンC誘導体などの成分を肌の奥までしっかり届けることができます。
サロンケアの頻度はどのくらいが理想か
「月に1回でも効果はありますか?」とよく聞かれます。もちろん効果はあります。ただ、更年期の肌はホームケアとの組み合わせが本当に重要です。月1回のサロンケアを「土台を整える日」と考え、その間の28日間をいかに維持・積み上げるかが結果の差になります。
当サロンでは、初めてお越しになる方には必ずカウンセリングで現在の肌状態・生活習慣・お悩みをお聞きしてから施術を組み立てます。「一般的な更年期のお手入れ」ではなく、「あなたの今の肌に必要なもの」を提供することを大切にしています。
セルフマッサージで日常的に循環を促す
毎日プロの施術を受けることはできませんが、セルフケアとして顔のマッサージを取り入れることは非常に有効です。ただし、肌を引っ張ったり強く圧迫したりするのは逆効果です。更年期肌は摩擦ダメージを受けやすいので、必ずオイルやバームを使って、滑らせるようにやさしく行ってください。
あご先からこめかみに向かってフェイスラインをやさしくなで上げる、鼻の脇から耳の前に向かって頬を流す、こういった動きを朝の洗顔後・スキンケアのついでに1〜2分行うだけでも、継続すれば変化を実感できます。
熊本の気候と更年期肌の関係
熊本県は夏は高温多湿、冬は北風が強く乾燥する、という両極端な気候です。更年期の肌は気候の変化に敏感に反応しやすく、季節によってケア方法の調整が必要になります。
夏の熊本:湿度と皮脂の管理
熊本の夏は蒸し暑く、汗と皮脂で肌がべたつく一方、冷房の利いた室内では急速に乾燥するという「外は湿気、中は乾燥」のギャップがあります。このギャップが肌のバリア機能を乱しやすく、夏なのに肌がかさつく「隠れ乾燥」の原因になります。
夏のポイントは、汗をかいたらこまめに拭き取り(こすらず押さえる)、その後の保湿を省略しないこと。「べたつくから乳液はやめた」という方がいますが、それがさらなる乾燥を招きます。夏用の軽いテクスチャーのジェル状乳液などで代用するのが正解です。
冬の熊本:乾燥と血行不良のダブルパンチ
氷川町を含む熊本県内陸部の冬は、空気が乾燥しやすく、朝晩の冷え込みが強いです。冷えは全身の血行不良を引き起こし、顔色のくすみや肌荒れの悪化につながります。
冬は夏よりワンランク上の保湿ケアが必要です。クリームの量を増やす、フェイスオイルをプラスする、加湿器で室内の湿度を50〜60%に保つ、といった対策を意識してください。また、首・手首・足首を冷やさないようにすることが全身の血行改善につながり、顔の肌色にも影響します。
「冬になると急に顔がくすむ」という方は、血行不良と乾燥の両方に対処することで改善することが多いです。
年代別・更年期肌ケアのポイント
「更年期」とひとくくりにいっても、40代前半・40代後半・50代・60代では肌の状態も悩みも変わってきます。それぞれの時期に合ったアプローチを意識することが大切です。
40代:予防と下地作りの時期
40代はまだホルモンが完全に低下しきっていない時期ですが、徐々に変化が始まっています。この時期は「今の肌を守りながら、これからの変化に備える」ことが大切です。
- 紫外線対策を改めて徹底する(日焼け止め・日傘・帽子)
- コラーゲン・エラスチンをサポートする美容成分(ビタミンC誘導体・レチノールなど)を早めに取り入れる
- 食事・睡眠・運動の生活習慣を整える
- 月1回のプロのケアでベースを作っておく
40代でしっかり下地を作ることが、50代以降の肌の差に直結します。「まだ大丈夫」と後回しにせず、今から始めることが一番の近道です。
50代:集中ケアと成分選びの精度を上げる
50代は閉経前後という最も大きな変化の時期です。「乾燥がひどくなった」「たるみが急に気になりだした」という声が最も多いのもこの年代です。
- 保湿の量・頻度をさらに増やす(日中の保湿ミストなども活用)
- たるみアプローチとして、コラーゲン生成を促す成分(レチノール・ペプチドなど)を積極的に取り入れる
- 大豆イソフラボンなど食事からもエストロゲン様作用のある成分を摂る
- 医療機関での相談も選択肢に(ホルモン補充療法・漢方など)
- 肌への摩擦・刺激をとことん減らす
50代の肌は変化のスピードが速い分、ケアへの反応も出やすい時期でもあります。「何をやっても変わらない」と諦めず、内側と外側の両方からアプローチすることが大切です。
60代:潤い・ハリの維持と肌の薄さへの対応
60代になると、肌自体が薄くなっていきます。以前は効いていたケアが刺激になってしまうことも出てきます。
- 強い成分・強い刺激は避け、肌にやさしい処方のスキンケアを選ぶ
- 保湿はシンプルに、でも手を抜かずに行う
- UVケアは引き続き最重要
- 顔色を明るく見せる成分(ナイアシンアミド・ビタミンCなど)を取り入れ、くすみ対策を続ける
- 笑顔でいること自体が表情筋を動かし、顔の血行を促す
60代のお客様に「お肌きれいですね」と言うと、本当に嬉しそうな顔をしてくださいます。年齢関係なく、肌をきれいにしたい気持ちは変わらないし、ちゃんとケアすれば応えてくれる。それを20年以上の現場で、繰り返し確認してきました。
更年期肌ケア まとめチェックリスト
- 洗顔はやさしく、こすらず、ぬるま湯で
- 化粧水→美容液→乳液・クリームの保湿を毎日欠かさない
- 週1〜2回の角質ケアでターンオーバーをサポート
- 日焼け止めを毎日塗る(晴れ・曇り・室内問わず)
- 大豆製品・魚・野菜・たんぱく質をバランスよく食べる
- 7時間以上の睡眠を目指す
- 月1回のプロのケアでリセットする
- ストレスを溜め込まない時間を意識的に作る
よくあるご質問
Q. 更年期の肌荒れはスキンケアを変えれば改善しますか?
A. スキンケアの見直しは必ず効果があります。ただし更年期の肌変化はホルモン低下が根本原因のため、スキンケアだけでは限界があります。食事・睡眠・ストレス管理など生活習慣の改善と合わせて取り組むと、変化を実感しやすくなります。症状が強い場合は婦人科での相談も選択肢に入れてみてください。
Q. 更年期にニキビが出るのは異常ですか?
A. 異常ではありません。更年期はエストロゲンが減少し、相対的に男性ホルモンの影響が強くなることで、毛穴の詰まりや皮脂の過剰分泌が起こりやすくなります。大人ニキビは刺激の強いスキンケアを避け、洗顔・保湿を丁寧に行いながら、角質ケアを取り入れることで改善につながるケースが多いです。
Q. 更年期のシミは消えますか?
A. 完全に消すのは難しいですが、薄くすることは十分可能です。まず日焼け止めで新たなシミを作らないことが最優先。既存のシミにはビタミンC誘導体・ナイアシンアミドを含む美容液やスキンケアが有効です。より積極的に対処したい場合は、皮膚科でのレーザー治療や美白処方薬の相談もできます。
Q. 40代でもエステに通う意味はありますか?
A. 十分あります。というより、40代こそ始めどきです。更年期の本格的な変化が来る前にプロのケアで土台を作っておくことで、50代以降の肌の変化の幅が大きく変わります。また、サロンでのカウンセリングを通じて自分の肌状態を正確に把握することが、適切なホームケア選びにもつながります。
Q. 乾燥がひどくてファンデーションが浮いてしまいます。対策は?
A. スキンケアの保湿を充実させることが根本解決ですが、メイク前のスキンケアに保湿バームやオイルをほんの少量なじませてから下地を重ねると浮きにくくなります。また、ファンデーション自体をパウダータイプからリキッドやクッションタイプに変えるだけでも改善することがあります。角質ケアを週1〜2回続けることで、数週間後には下地のノリが変わってくることも多いです。
Q. エステの施術は更年期の症状そのものにも効きますか?
A. 肌の症状(乾燥・くすみ・たるみ・毛穴の目立ちなど)に対して直接アプローチできます。また、リラクゼーション効果により自律神経が整い、更年期特有のストレス・疲労感・不眠の軽減にもつながったというお声はよくいただきます。ただし、ほてり・発汗・骨粗鬆症・気分の落ち込みなど内科的な更年期症状は医療機関での対応が必要です。
監修
32℃サロンパストラル 代表 南崎 明美
施術歴20年以上。熊本県氷川町でフェイシャル・ボディ・脱毛を提供。肌の状態を丁寧に見極め、個々に合った手技とホームケア指導を組み合わせた施術が特徴。

