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目元のたるみ・くまにアプローチするエステ施術

目元の変化は、顔全体の印象を大きく左右します。「疲れて見える」「老けた感じがする」とご相談いただくお客様の多くが、目の下のたるみやくまに悩んでいらっしゃいます。20年以上にわたって熊本県氷川町でフェイシャルの施術を続けてきた私が、目元の変化に悩む30〜50代の女性に向けて、原因・施術のアプローチ・毎日のホームケアまでを丁寧にお伝えします。

目元がたるむ・くまが出るのはなぜ?

目の周りは顔の中でもとくに皮膚が薄い部位です。頬や額の皮膚厚が約2mmあるのに対し、目の周りは約0.5〜0.6mmほど。その薄さゆえに、加齢や生活習慣の変化が真っ先に現れやすい場所です。

施術のたびにお客様の肌を触り続けてきて実感するのは、「目元のたるみは突然やってくるのではなく、少しずつ積み重なってくる」ということ。30代後半から40代にかけて、ふとした拍子に鏡を見て「こんなに変わったの?」と驚かれる方が多いのですが、実は20代のころから少しずつ組織が変化しています。

コラーゲン・エラスチンの減少

皮膚の弾力を担うコラーゲンとエラスチンは、20代後半から少しずつ産生量が落ちていきます。目の下には眼窩脂肪(がんかしぼう)と呼ばれる脂肪の袋があり、若いうちはコラーゲンやエラスチンが豊富な皮膚と靭帯でしっかり支えられています。ところが支持組織が緩んでくると、眼窩脂肪が前に押し出されるようにふくらみ、いわゆる「目袋」や「ふくらみたるみ」として現れてきます。

これは外からの刺激というより、皮膚の土台そのものの変化。だからこそ、表面だけにアプローチするスキンケアだけでは追いつかない部分があり、筋肉や結合組織へ働きかける手技が重要になります。

眼輪筋の衰えと血行不良

目の周りをぐるりと取り巻く眼輪筋は、まばたきをするたびに動いているポンプのような筋肉です。この筋肉が衰えると、目の周辺のリンパや血液の流れが滞りやすくなります。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用でまばたきが減ると、眼輪筋は意外と動かされていません。

血行不良が続くと、毛細血管から漏れ出た老廃物が蓄積し、くまの原因になります。「最近、朝起きても目元がすっきりしない」と感じる方の多くは、眼輪筋の機能低下と血行不良がセットで起きているケースが多いです。

乾燥と紫外線ダメージの蓄積

熊本は日照時間が比較的長い地域です。氷川町周辺でも春先から夏にかけて紫外線量は高く、無防備でいると目の周りの薄い皮膚はダメージを受けやすい状態になります。紫外線はコラーゲン繊維を切断し、メラニンの蓄積も促します。これが色素性のくま(茶くま)や、皮膚が薄くなることによる透けくまにつながるのです。

さらに乾燥した状態の皮膚は弾力を失い、表情のたびについた小じわが定着しやすくなります。目元の乾燥は単なるカサつきの問題ではなく、たるみやくまを促進する土壌をつくっているとも言えます。

たるみとくまのタイプを見分けることが大切

目元のお悩みをひとまとめに「たるみ」「くま」と捉えてしまうと、ケアの方向性がズレてしまうことがあります。実際、同じ「目の下がくすんで見える」という悩みでも、原因は全く異なる場合があります。私がカウンセリングで必ずお伝えするのは「まず自分のタイプを知ること」です。

たるみのタイプ

皮膚性たるみ

皮膚そのものが薄く、張りを失ったことによるたるみ。目の下に細かいしわが重なるように見え、指で軽く持ち上げると一時的に改善するのが特徴です。保湿とコラーゲン産生を促すアプローチが有効。

脂肪性たるみ(目袋)

眼窩脂肪が前方に押し出されることで生じるふくらみ。目の下にぷっくりした袋状の膨らみがあり、その下が影になってくまのように見えることも。支持組織へのアプローチと排液が重要です。

筋肉性たるみ

眼輪筋や周辺の表情筋が緩んだことによるたるみ。目尻が下がり、目全体がぼんやりした印象になります。筋肉を引き上げ、動かす手技との組み合わせが鍵。

くまのタイプ

  • 青くま:血行不良によるもの。目の下が青みがかって見える。指で横に引っ張ると薄くなる傾向がある。温めることや血行促進が効果的。
  • 茶くま:色素沈着によるもの。目をこする習慣や紫外線ダメージが原因。指で引っ張っても色は変わらない。美白・ターンオーバー促進のアプローチが必要。
  • 黒くま(影くま):たるみや脂肪の膨らみによって影ができているもの。くまというより「立体的な凹凸」が原因。たるみケアと同時に進めることが大切。

カウンセリングでは、明るい照明の下でこれらのタイプを見極めます。「くまがひどい」とおっしゃる方でも、よく見ると青くまと黒くまが混在していることも珍しくありません。タイプが混在しているほど、単一のケアでは改善しにくいため、複合的に対応できる施術が必要です。

サロンで行う目元へのアプローチ

32℃サロンパストラルでのフェイシャル施術では、目元を単体として捉えるのではなく、顔全体の筋肉・リンパ・皮膚の状態を見ながらアプローチします。目元の問題の多くは、頬や額、こめかみの状態と密接に関係しているからです。

クレンジングとスチームで土台を整える

施術の最初に行うクレンジングは、単に汚れを取り除くだけではありません。目の周りのメイク、とくにウォータープルーフのマスカラやアイライナーは摩擦なく丁寧に落とすことが重要です。強い摩擦は眼輪筋のまわりの微細な毛細血管を傷め、色素沈着を招く原因になります。

クレンジング後に使用するスチームは、目元の皮膚をしっかりと温め、血行を促進します。スチームを当てると「目がじんわり温かい」とおっしゃるお客様が多く、日頃から眼精疲労を抱えている方には特に気持ちよく感じていただけるようです。温熱効果で皮膚の柔軟性が上がり、その後の手技の浸透が高まります。

リンパドレナージュと眼輪筋へのアプローチ

目の下に老廃物が溜まりやすいのは、リンパ管の走行が関係しています。目の周りのリンパは耳前部から耳下腺リンパ節へ流れていくため、まず耳周辺の流れを開通させてから、眼窩下縁に沿って排液を促します。

この手技は、ごく軽い圧で皮膚をすべらせるように行います。「力を入れればよく効く」と思われがちですが、リンパ管は非常に細く繊細なため、強い圧をかけると逆につぶれてしまいます。施術を受けた直後、「目の下が軽くなった感じ」「輪郭がすっきりした」とおっしゃるお客様が多いのは、この排液効果によるものです。

眼輪筋へのアプローチは、目の周りを取り巻くように指腹で小さな円を描きながらほぐしていきます。長年の表情グセで固まっている方も多く、施術中に「そこ、すごく凝ってる」と驚かれることもよくあります。眼輪筋が柔軟になると、まばたきのポンプ機能が戻りやすくなり、日常的な血行改善にもつながります。

導入美容液と保湿で目元の皮膚を育てる

手技のあとは、目元に特化した美容液を使って有効成分を肌に届けます。当サロンでは、お客様一人ひとりの肌の状態に合わせて使用するアイテムを選んでいます。乾燥が強い方には保湿成分を豊富に含むもの、色素沈着が気になる方にはビタミンC誘導体などを含むもの、といった形です。

「何を使えばいいかわからない」とおっしゃるお客様が非常に多いのですが、目元ケアアイテムは自分の肌とたるみ・くまのタイプに合ったものを選ぶことが大前提。高価なアイクリームでも、自分の状態に合っていなければ思うような変化が出ないこともあります。カウンセリングの中でご自宅でのケアアイテムについてもお伝えするようにしています。

自宅でできる目元ホームケアの手順

サロンでの施術と並行して、毎日のホームケアを続けることが目元の変化を実感するための近道です。「忙しくて時間が取れない」という方でも、洗顔後の2〜3分で取り入れられる手順をお伝えします。

ホットタオルで目元を温める(1〜2分)

電子レンジで温めた蒸しタオル(やけどに注意し、40〜42℃程度)を目元にそっと当てます。眼精疲労の緩和と血行促進の両方に働きかけます。入浴中に濡れたタオルを使うのでも構いません。毎日続けることで眼輪筋まわりの血行が改善され、青くまが和らいできます。「朝起きると目の下がくすんでいる」という方は、起床直後に行うと効果的です。

アイクリームを「塗る」のではなく「置く」(30秒〜1分)

アイクリームや目元美容液は、薬指の腹を使い、目の下の骨のふち(眼窩下縁)に沿って点を置くように付けていきます。こすらないことが最重要。強い摩擦は皮膚を傷め、色素沈着の原因になります。置いたあと、指腹の温もりで優しく押さえるようにすると成分が肌に馴染みます。目頭から目尻方向に向かって、7〜8点を等間隔に。ゆっくり、呼吸を整えながら行うことが大切です。

眼輪筋プチストレッチ(1分)

目を大きく見開いたあと、ぎゅっと閉じる。これを5〜6回繰り返すだけで眼輪筋に刺激が入ります。次に目を閉じたまま、眼球をゆっくり大きく回す(上・右・下・左を各5秒ずつ)。眼球運動は眼輪筋とつながる周辺筋肉を動かし、周囲の血行を促します。パソコンやスマートフォンの使用後に行うと、眼精疲労の回復にも役立ちます。

日焼け止めで目元を守る(毎朝)

目の周りへの日焼け止めの塗布を怠っている方は非常に多いです。「目に入るのが心配で」という声をよく聞きますが、目元専用の低刺激タイプを使えば問題ありません。目の下の骨のきわまで丁寧にのばすことで、紫外線による色素沈着と皮膚の薄化を防ぎます。年間を通じて毎日続けることが、5年後・10年後の目元の差につながります。

ホームケアを続けるうえでのポイント

  • 目元は1日に何百回もまばたきをする部位。スキンケアは摩擦ゼロを意識する
  • アイクリームは少量を毎日続けるほうが、たっぷり不定期に使うより効果が出やすい
  • 睡眠中の顔のむくみを防ぐために、枕をやや高めにして寝ると翌朝の目元がすっきりしやすい
  • 水分補給はこまめに。乾燥した肌は老廃物を流す力も下がる

熊本の気候と生活習慣が目元に与える影響

熊本県は年間を通じて温暖な気候ですが、夏の高温多湿と冬の乾燥、そして春秋の花粉シーズンと、目元への影響が出やすい季節が次々やってきます。氷川町で長年施術をしていると、季節ごとにお客様のお悩みが変わるのをはっきりと感じます。

夏のむくみ・冬の乾燥

熊本の夏は気温・湿度ともに高く、体内の水分代謝が乱れやすい季節です。エアコンの効いた室内と外気の温度差が激しく、自律神経が乱れてリンパの流れが滞りがち。こうした夏特有の環境は、朝起きたときの目元のむくみや、くすみとして現れることが多いです。施術に来られるお客様から「夏になると目が重い」というご相談が増えるのは、毎年同じです。

一方、冬は空気が乾燥し、室内ではストーブやエアコンによる暖房で更に湿度が下がります。目元の薄い皮膚はあっという間に水分を失い、乾燥による小じわが目立ちやすくなります。「冬になると急に老けた気がする」と感じる方は、乾燥による皮膚の透明感の低下や小じわの深まりが原因のことが多いです。

農業・屋外作業が多い地域ならではのダメージ

氷川町は農業が盛んな地域で、農作業や屋外での作業が日常的な方も多くいらっしゃいます。長時間屋外で過ごすことは、紫外線暴露量を大幅に増やします。とくに水田での作業は、地面や水面からの照り返しで顔への紫外線量が倍増します。

「日焼け止めを塗る習慣がなかった」という40〜50代のお客様のお顔を拝見すると、目元の皮膚の薄化や色素沈着が顕著に見られることがあります。紫外線ダメージは蓄積型なので、今からでもケアを始めることに意味があります。施術でのアプローチと並行して、毎日の日焼け止め習慣を改めてご提案するケースが多いです。

花粉の季節の目こすりに注意

春の花粉シーズン、熊本でもスギ・ヒノキ花粉によるアレルギーの方が多くいらっしゃいます。目がかゆくなると無意識に目をこすってしまい、これが色素沈着と皮膚の伸びを引き起こす大きな原因になります。花粉症の時期が終わると茶くまが濃くなった、と気づく方が少なくありません。

かゆみを感じたら、こすらずに冷たいタオルや保冷剤(タオルに包む)を目の上にそっと当てて冷やす方法を取り入れてみてください。アレルギーの薬で症状をコントロールすることも、目元ケアの一環として大切です。

お客様の変化とご感想

20年以上施術を続けてきた中で、目元のたるみ・くまでご来店になるお客様はとても多くいらっしゃいます。一人ひとりの肌を直接触りながら、変化を積み重ねてきた経験をいくつかご紹介します。

40代・Aさん(農業・氷川町在住)のケース

「鏡を見るたびに疲れた顔に見えて、家族に心配される」というお悩みでご来店されました。お顔を拝見すると、青くまと黒くまが混在した状態で、眼輪筋のこわばりと頬骨上部のリンパの滞りが顕著でした。農作業で紫外線を浴びることが多く、日焼け止めをほとんど使用していないとのこと。

施術ではリンパドレナージュで排液を促しながら眼輪筋を丁寧にほぐし、温熱アプローチで血行を改善。ホームケアとして、日焼け止めの習慣化とホットタオルの使用をご提案しました。3回目の施術後、「夫に『最近顔色いいね』と言われた」と嬉しそうにご報告いただいたときは、私もとても嬉しかったです。

お顔の変化だけでなく、「施術を楽しみに来ることで自分の時間ができた」という言葉も印象に残っています。目元のケアが、ご自身を大切にするきっかけになることがよくあります。

35歳・Bさん(デスクワーク・宇城市在住)のケース

長時間のパソコン作業で目が疲れやすく、夕方になると目の下がどんよりしてくると悩んでいらっしゃいました。お顔を見ると、典型的な青くまとまぶたの皮膚性たるみが見られました。まばたきが少なく、眼輪筋のポンプ機能が低下しているのが触れてすぐわかる状態でした。

施術で眼輪筋へのアプローチと顔全体のリフトアップを重点的に行いながら、仕事の合間にできる眼輪筋ストレッチをお伝えしました。「施術後は毎回、目がぱっちりした気がして気分がいい」とおっしゃっていただいています。定期的にご来店いただく中で、皮膚の弾力も戻りつつあります。

「毎日の積み重ねが大事だと頭ではわかっていても続かなかった。でも、サロンに通うことで自分のケアが習慣になった」という言葉は、多くのお客様に共通しています。サロンでの施術は結果を出すためだけでなく、ホームケアを続けるための「仕組み作り」の場でもあると感じています。

50代・Cさん(主婦・八代市在住)のケース

「50代になってから急に老けた気がする。とくに目の下が気になる」とご来店。目の下の眼窩脂肪が前に出た脂肪性たるみと、加齢による皮膚の薄化が合わさった状態でした。お話を聞くと、睡眠不足が続いているとのことで、まずは生活リズムのお話もさせていただきました。

施術では脂肪の押し出しを抑えるために支持靭帯周囲の筋肉へのアプローチを行い、皮膚の代謝を高める保湿ケアを組み合わせました。「エステって贅沢なのかと思っていたけど、自分への投資だと思えるようになった」という言葉が印象的でした。定期的に来られる中で、「最近、同窓会で久しぶりに会った友達に若いねと言われた」と喜んでいただけたのは、忘れられない瞬間の一つです。

よくあるご質問

Q. 目元のたるみは、エステで改善できますか?

A. エステでのアプローチで改善が期待できる部分は多くあります。とくに眼輪筋の衰えや血行不良によるたるみ・くまは、手技とホームケアの組み合わせで変化が出やすいです。ただし、眼窩脂肪の突出が大きい場合などは医療の領域になるケースもあります。カウンセリングで状態を確認しながら、現実的な改善の可能性をお伝えしています。

Q. 何回くらい通えば変化を感じられますか?

A. 個人差がありますが、多くの方が3〜5回の施術で「なんとなく変わった」と感じ始められます。目元は非常に繊細な部位なので、焦らず続けることが大切です。ホームケアも並行して行っていただくことで、変化のスピードが上がりやすくなります。月1〜2回を目安に続けていただくのが理想的です。

Q. 目元の施術中、目に化粧品が入ったりしませんか?

A. 施術中は目元の骨のきわを中心にアプローチするため、直接目に成分が入ることはありません。使用するアイテムはすべて目元への使用を前提とした成分で構成されています。コンタクトレンズをされている方は施術前に外していただくようお願いしています。ご不安な点があれば、カウンセリングの際に遠慮なくお申し付けください。

Q. 目元だけのケアも受けられますか?

A. 当サロンでは顔全体のフェイシャルメニューの中で目元へのアプローチを行っています。目元は顔全体のバランスや筋肉のつながりと切り離せないため、顔全体を見ながら施術するほうがより高い効果が期待できます。「目元が特に気になる」というご希望はカウンセリングでしっかりお伝えいただければ、重点的に時間をかけてアプローチします。

Q. 男性でも目元ケアの施術を受けられますか?

A. はい、当サロンはメンズエステにも対応しています。男性の場合、女性に比べて皮膚が厚い傾向がありますが、眼輪筋の衰えや血行不良による目元の変化は同様に起こります。「疲れた顔に見られる」「目の下のくまが気になる」といったお悩みで来店される男性のお客様もいらっしゃいます。男性の肌の特性に合わせたケアを行いますので、気軽にご相談ください。

Q. 施術後にすぐメイクできますか?

A. 施術後は肌が温まりケアが浸透しやすい状態になっています。少し時間を置いてからメイクをしていただくと美容成分がより肌に定着します。ご来店の際は帰宅後にメイクできる環境が理想ですが、外出の予定がある方はご相談ください。施術後のベースメイクのご提案もしています。

監修

32℃サロンパストラル 代表 南崎 明美

施術歴20年以上。熊本県氷川町でフェイシャル・ボディ・脱毛を提供。肌の状態を丁寧に見極め、個々に合った手技とホームケア指導を組み合わせた施術が特徴。