「初めてエステを予約したけど、当日って何を持っていけばいいんだろう?」という不安、よく聞きます。予約したあとに「メイク道具は要る?タオルは?」と慌てて検索される方が多いのです。
私は熊本県氷川町でエステサロンを営んで20年以上になりますが、初めてお越しになるお客様の多くが「持ち物に迷った」とおっしゃいます。特に遠方からいらっしゃる方や、お仕事帰りに寄ってくださる方は、荷物の量や中身が気になるもの。この記事では、実際にサロンでお客様を施術してきた立場から、エステ当日の持ち物を丁寧にご説明します。持ってきて助かるもの、逆に持ってこなくていいもの、そして当日を気持ちよく迎えるための準備まで、まとめてお伝えします。
エステに絶対必要な持ち物5つ
まず「これがないと困る」という必須アイテムから整理します。サロンによって多少違いはありますが、どこへ行っても共通して必要なものがあります。
1. 予約確認ができるもの(スマートフォンや予約メモ)
予約時間・サロン名・コースを確認できるものは必ず手元に置いておきましょう。スマートフォンがあれば、予約メール・SMS・ホットペッパーの予約画面などで確認できます。万が一道に迷ったときのナビ用にもなるので、充電も忘れずに。
氷川町は田園地帯で、初めていらっしゃる方が「住所を入力したら田んぼのど真ん中に案内された」とおっしゃることもあります(笑)。サロンの連絡先も保存しておくと安心です。
2. お支払い方法(現金・カードなど)
サロンによって対応している支払い方法が異なります。現金のみのサロンも多いので、事前に確認しておくのが確実です。当サロンでも支払い方法については予約時にご確認いただけます。「財布は持ってきたけど現金が足りなかった」という場面に、長年の施術生活の中で何度か出合ってきました。近くにコンビニやATMがない場所も多いので、事前確認が大切です。
3. メイク落としと洗顔料(フェイシャルの場合)
フェイシャルエステを受ける場合、ほとんどのサロンでクレンジング・洗顔が施術の一環に含まれています。ただし「施術前にメイクを落として来てください」というサロンもあれば、「そのままお越しください」というサロンもあります。
当サロンでは、来店時にメイクをされていても問題ありません。施術前にしっかり落としてからケアに入ります。ただし、特にこだわりのあるクレンジングや洗顔料をお使いの方は、持参されると安心です。肌が敏感なお客様から「自分のクレンジングで落としてもらえますか」とお願いされることもあります。その都度、柔軟に対応しています。
4. 帰宅後のスキンケア用品(小分けでOK)
施術後の肌はとても素直な状態です。いつも使っている化粧水・美容液・乳液は、小さなサイズに小分けして持参するのがおすすめ。施術後にその場でスキンケアして帰れると、肌に水分と栄養が定着しやすくなります。
フェイシャル後の肌は特に吸収力が上がっているので、帰宅途中に肌が乾燥してしまうのはもったいない。熊本の夏は湿度が高いとはいえ、クーラーの効いた車内や空調の強い建物は乾燥の原因になります。コンパクトなスキンケアセットを旅行用ボトルに入れておくのが便利です。
5. 着替えやすい服装(当日の服そのもの)
これは「持ち物」というより「服選び」の話ですが、非常に重要です。エステでは施術着に着替えることが多く、脱ぎ着しやすい服で来ていただくとスムーズです。ファスナーが多いもの、タイトなもの、ゴムが強めのもの、首元が詰まったものは、施術着への移行で手間がかかることがあります。
ボディ施術を受ける場合は特に、上下が分かれたゆったりめの服が理想的。施術後はリラックスした状態なので、締め付けが強い服だと不快感を覚えることもあります。来る前に服選びを意識するだけで、当日の快適さがぐっと変わります。
必須持ち物まとめ
- 予約確認ができるスマートフォン・メモ
- お支払い方法(現金または利用可能なカード)
- メイク落とし・洗顔料(フェイシャルの場合・任意)
- 帰宅後のスキンケア用品(小分けにして)
- 脱ぎ着しやすい服装(当日着てくる服選びとして)
あると便利なプラスαの持ち物
必須ではないけれど、持っていくと「あってよかった」と感じるアイテムがあります。特に初めてのサロン訪問では、いつもと違う環境でナーバスになりがち。少しの準備が安心感に直結します。
メイク道具(帰り用)
フェイシャルの施術後は、スキンケアを整えた「すっぴん」状態でお帰りになることが多いです。そのまま帰宅される方はいいのですが、施術後にお仕事や買い物のご予定がある場合は、メイク道具を持参しておくと安心です。
施術後の肌は整っていて毛穴も落ち着いているので、薄いメイクがとてもきれいに乗ります。「いつもより肌がつるっとしてて、メイクが楽しい」とおっしゃったお客様がいらっしゃいました。その言葉がずっと記憶に残っています。化粧室でのメイク直しに使えるよう、最低限のアイテムをポーチにまとめておくといいでしょう。
ヘアゴム・ヘアピン
フェイシャルやデコルテの施術では、髪を上にまとめていただくことがあります。ロングヘアやセミロングの方は特に、ヘアゴムやヘアピンを持参しておくとスムーズです。施術前にサロンで用意してもらえることも多いですが、自分のものを使う方が快適という方も多いです。
ふだんからヘアゴムを手首につけている方は問題ありませんが、「今日はアクセサリー感覚で持ってきていない」という場面が意外と多い。カバンの片隅にひとつ入れておくと安心です。
飲み物(特に夏場)
エステの施術後は体内の循環が活発になり、水分を必要とする状態になります。施術後には水を飲むように案内しているサロンがほとんどですが、施術中・施術前にも喉が渇くことがあります。熊本の夏は蒸し暑く、氷川町も例外ではありません。特に7月から9月にかけてはサロンへの移動だけで汗ばむこともあります。
砂糖や添加物が少ない水やお茶を持参しておくと、施術後すぐに水分補給ができて体にやさしいです。施術後にカフェインを多く含む飲み物を摂ると、せっかくの血行促進効果が落ちることがあるので、なるべくノンカフェインのものを選びましょう。
保険証・アレルギー情報メモ
「保険証?エステに?」と思われる方もいるかもしれません。保険証自体が必要なわけではありませんが、初回のカウンセリングで肌のアレルギーや持病を確認することがあります。特に使用している薬がある場合、成分によっては施術に影響することがあるのです。
メモに「○○アレルギーあり」「△△薬を服用中」と書いて持参しておくと、カウンセリングがスムーズになります。20年以上施術をしてきた中で、お客様から「実はニッケルアレルギーがある」「アトピーの薬を使っている」といった情報を施術途中で教えてもらい、急きょ対応を変えたことが何度もあります。最初に共有していただけると、より安全で的確な施術ができます。
メイク道具
帰り道や次の予定がある場合にポーチひとつ準備
ヘアゴム・ヘアピン
フェイシャルやデコルテ施術でまとめ髪が必要な場合に
飲み物
施術後の水分補給用。ノンカフェインがベスト
アレルギー情報メモ
服用中の薬・アレルギーを事前に書いておくと安心
持っていかないほうがいいもの・注意点
荷物を減らす観点からも、「これはサロンには向かない」というものがあります。持ち物の準備と同時に、これも確認しておきましょう。
アクセサリー類はできる限り外して来て
ネックレス・ブレスレット・指輪・ピアスなど、金属系のアクセサリーは施術前に外していただくことがほとんどです。施術着への着替え時や、ボディトリートメント・脱毛施術の際に干渉することがあるためです。
外したものをなくさないよう、ジュエリーポーチやジッパー付きの袋に入れて持参すると安心です。「おしゃれな指輪をしていたら施術前に外してもらい、帰りにどこかに忘れそうになった」というお話を耳にすることもあります。大切なアクセサリーはなるべく自宅に置いてきていただくのが一番です。
香りの強い香水・コロンは控えめに
エステサロンは密閉された空間でアロマやオイルの香りを使うことが多く、強い香水が重なると、施術者もお客様自身も気分が悪くなる場合があります。また、他のお客様との兼ね合いもあります。
私自身、20年の施術の中で「前のお客様の香水の香りが残っていて、施術に集中できなかった」という経験があります。サロンへ向かう日は香水を使わないか、ごく軽くつける程度にしてください。
大きすぎる荷物・貴重品の持ち込みすぎ
ロッカーが完備されているサロンもありますが、小規模なプライベートサロンでは、荷物置き場がコンパクトなこともあります。施術中は手荷物を預けることになるので、財布・スマートフォン・鍵など最小限の貴重品にまとめておくと安心です。
「大きなキャリーバッグで来られて置き場所に困った」という体験もあります。旅行の合間に寄ってくださるのは嬉しいのですが、できれば車においてきていただけると、施術中も荷物が気にならずリラックスできます。
持ち物以外に当日前に準備しておくこと
荷物の準備と同じくらい大事なのが、体と肌の準備です。何を持っていくかだけでなく、サロンへ向かう前の状態が施術の仕上がりに大きく影響します。
施術前の食事は軽めに
特にボディ施術やリンパトリートメントを受ける場合、施術直前の食事は軽めにするのが基本です。満腹の状態でうつぶせになると、胃が圧迫されて気分が悪くなることがあります。施術2〜3時間前に軽い食事を済ませておくのが理想的。
逆に空腹すぎると、リラックスしているうちに血糖値が下がって気分が落ちることもあります。「食べすぎず、空腹すぎず」のちょうどよい状態で来てください。
日焼け・シェービングについて
脱毛施術を受ける場合、施術前日または当日に事前シェービング(剃毛)が必要なサロンもあります。当サロンでは詳細をご予約時にお伝えしますが、初めての場合は必ず事前に確認しておきましょう。
また、日焼けした直後の肌は炎症を起こしやすく、特にフェイシャルや脱毛では施術できないケースがあります。強い日焼けをした直後は施術を延期していただくことがあるので、夏の海やアウトドアの後はタイミングを少し置いてからお越しいただくのが安全です。熊本の夏は紫外線が強く、氷川町の田園地帯は遮るものが少ないため、外出後の紫外線ケアには特に気をつけていただいています。
施術当日の肌状態を正直に伝える準備
「昨日から吹き出物が出ている」「最近肌荒れが続いている」「生理中である」といった肌や体の状態は、施術前に必ず伝えてください。隠さずに話していただくことで、その日の肌に本当に合った施術を選べます。
よく「こんなこと言ってもいいのか」と遠慮されるお客様がいらっしゃいます。でも、私たちエステティシャンにとって、これほど大切な情報はありません。肌の状態を把握したうえで手を動かせるのと、そうでないのとでは、施術の安全性も結果も変わってきます。当日「実は昨日から肌が赤いんです」とおっしゃっていただいた言葉が、施術の方針をがらりと変えることもある。それが20年やってきて感じる、カウンセリングの大切さです。
施術後のホームケアに必要なもの
エステの効果を長持ちさせるには、施術後のホームケアがとても重要です。当サロンでは施術の内容に合わせてホームケアの方法をお伝えしていますが、自宅に帰ったあとに何を使うかで、次回来店時の肌の状態が大きく変わります。
フェイシャル後のホームケア手順と必要なもの
帰宅後すぐに保湿
施術後の肌は水分を吸収しやすい状態です。帰宅したらなるべく早めに化粧水を重ねて水分を補給してください。コットンよりも手でやさしく押し込むように塗布するのがおすすめ。毛穴や角質層が整っているため、成分がスムーズに入ります。
美容液・乳液・クリームで蓋をする
化粧水で水分を入れたあとは、美容液・乳液・クリームの順に重ねて水分を閉じ込めます。施術後24時間はこの「水分を入れて蓋をする」という流れを丁寧に繰り返すと、肌のモチモチ感が持続しやすくなります。
施術当日の洗顔は優しく・すすぎは丁寧に
帰宅後の洗顔は必要ですが、摩擦はNGです。泡立てた洗顔料をのせて、皮膚をこすらずにすすぐだけで十分。施術後の肌はバリア機能が一時的に変化しているため、刺激の少ない洗顔で十分な清潔さが保てます。
日焼け止めを忘れずに(翌朝から)
施術後の肌は紫外線に敏感です。翌日の外出時には必ず日焼け止めを使ってください。熊本の春から秋はUVが強く、特に農業地帯の氷川町では外での活動も多い方が多いため、SPF・PAともに適切なものを選んでいただいています。日焼けしてしまうと、せっかく整えた肌がすぐに崩れてしまいます。
ボディ・脱毛後のホームケアに必要なもの
ボディトリートメント後は、オイルやクリームが肌に残っていることが多いです。帰宅後のシャワーは施術後2〜3時間以降に行うのが理想で、熱すぎないお湯でさっとすすぐ程度に留めましょう。施術で使ったオイルの成分が、時間をかけて肌に浸透していくためです。
脱毛施術後の肌は、毛根に軽いダメージが生じていることがあります。施術後は摩擦・熱・紫外線をできるだけ避け、保湿を丁寧に行うことが次回の施術効果にも影響します。市販の無香料・無着色のボディミルクやローションで全身を保湿する習慣をつけると、肌質が変わってきます。
「脱毛を続けているうちに、肌全体がきれいになってきた気がする」とおっしゃるお客様が多いのですが、それはまさにホームケアの積み重ねの効果です。毎日の保湿が、施術の土台を作ってくれます。
ホームケアで揃えておきたいアイテム一覧
施術後のホームケア必需品
- 低刺激の化粧水(アルコール少なめ・セラミド配合が理想)
- 美容液(ヒアルロン酸・ナイアシンアミド・ビタミンCなど目的に合わせて)
- 乳液またはクリーム(水分を閉じ込める蓋として)
- 日焼け止め(翌日の外出に必須・SPF30以上推奨)
- 低刺激の洗顔料(泡タイプで摩擦を減らす)
- 無香料・無着色のボディミルク(ボディ・脱毛後の保湿に)
ホームケアについては、施術後のカウンセリングでもご説明しています。「どの化粧水を選べばいいかわからない」という方は、遠慮なくご相談ください。肌の状態を見ながら、具体的な商品の選び方や使い方のコツをお伝えしています。20年以上多くの肌に触れてきた経験から、「この肌にはこういうケアが向いている」という感覚が積み上がっています。机の上の知識だけではなく、実際に肌を触ってきた言葉でお伝えできるのが強みだと思っています。
よくある質問
Q. エステ当日はすっぴんで行くべきですか?
A. サロンによって異なりますが、メイクをしたままで来ていただいて問題ありません。当サロンでは施術前にクレンジング・洗顔を行いますので、そのままお越しいただけます。ただし、施術後はすっぴんに近い状態になりますので、次の予定がある場合はメイク道具を持参しておくと安心です。
Q. タオルや着替えはサロンで用意してもらえますか?
A. ほとんどのエステサロンでは、施術着・タオル・ペーパーショーツなどを用意しています。当サロンも同様に施術に必要なものはご用意しています。ただし、特に肌に触れるものにこだわりがある方は、事前にサロンへ確認しておくと安心です。持参が必要なものがあれば、予約時にお伝えします。
Q. 生理中でもエステは受けられますか?
A. フェイシャルは基本的に問題なく受けていただけます。ボディ施術や脱毛については、お体の状態によって対応が変わることがあります。生理中であることを事前にお知らせいただければ、その日の体調に合わせた施術内容を一緒に考えます。遠慮せずにお声がけください。
Q. 初回カウンセリングにはどれくらい時間がかかりますか?
A. 当サロンでは初回カウンセリングに10〜15分程度お時間をいただいています。肌の状態・生活習慣・普段使っているスキンケア・お悩みなどをお聞きしてから施術に入ります。時間に余裕をもってお越しいただけると、より丁寧にお話を伺えます。
Q. 子連れでの来店は可能ですか?
A. 施術中はお子様から目を離すことが難しくなるため、基本的にはお子様連れでのご来店はご遠慮いただいています。どうしても難しい場合は一度ご相談ください。お預け先の調整などもふまえて、最善の方法を考えます。
Q. 施術後すぐに運動やお風呂はできますか?
A. フェイシャルやボディトリートメントの後は、激しい運動・長湯・サウナは2〜3時間程度控えるのが理想です。血行が促進されている状態のため、さらに熱や刺激を加えると肌への負担になることがあります。施術後はなるべくゆっくり過ごしてください。
Q. エステの予約時間はどれくらい前に到着すればよいですか?
A. 予約時間の5〜10分前のご来店をお勧めします。初回の方は問診票の記入やカウンセリングがあるため、余裕をもって来ていただくとスムーズです。ギリギリの到着になると、実際の施術時間が短くなってしまうことがあります。また、初回以外でも体調や肌の変化をお伝えいただく時間を確保したいので、数分の余裕をもってお越しいただくと、より丁寧な対応ができます。
Q. 施術前の食事はどうすればよいですか?
A. 施術の1〜2時間前までに軽めの食事を済ませておくのが理想です。満腹の状態でボディ施術を受けると、うつ伏せや仰向けの姿勢が辛くなることがあります。一方、空腹すぎると血行が促進される施術中に気分が悪くなる場合もあります。フェイシャルのみの場合は比較的影響が少ないですが、施術前後の水分補給はしっかり行っておくと、デトックス効果が高まりやすくなります。
Q. アクセサリーや髪型について、来店前に準備することはありますか?
A. ネックレスやピアス、指輪などのアクセサリーは施術前に外していただく必要があります。来店時に外せる状態にしておくか、あらかじめ取り外してお越しいただくとスムーズです。ヘアアクセサリーはサロンでも対応できますが、フェイシャル施術の場合は髪をまとめやすいようにゴムを1本お持ちいただくと便利です。また、ボディ施術では着脱しやすい服装でのご来店をお勧めします。
エステを初めて予約したときの「何を持っていけばいいんだろう」という不安は、誰でも感じるものです。でも、持ち物の準備を整えるだけで、当日は思っていた以上にリラックスして施術を楽しめます。
大切なのは、荷物を完璧に揃えることよりも、気持ちよく来ていただくこと。持ち物で迷ったときは、予約の際に気軽に聞いてみてください。どんな小さな疑問にも、きちんとお答えします。
熊本県氷川町の小さなサロンですが、お一人おひとりの肌と向き合うことを20年以上続けてきました。初めての方でも、緊張せずにいらしてください。
監修
32℃サロンパストラル 代表 南崎 明美
施術歴20年以上。熊本県氷川町でフェイシャル・ボディ・脱毛を提供。肌の状態を丁寧に見極め、個々に合った手技とホームケア指導を組み合わせた施術が特徴。

